免疫抑制剤

免疫介在性溶血性貧血(自己免疫性溶血性貧血)


覚悟していたとはいえ、やはり、検査結果はよくなかった。


赤血球は、149(正常値540〜835)、PCVは、12%(35.5〜56.7)
昨日より、さらに下がっている。PCVが10%を切るとかなり危ないらしい。


先生は、分厚い本を見せて、説明してくださる。
ステロイド(プレドニゾン:筋肉注射と経口)11,12,13と3日間、ダナゾール(経口)12日から2日間与えたが、2日目ほんの少しよくなったかに見えたが、きのう、今日と数値は下がっている。

次の方法として、免疫抑制剤の使用がある。もう一日様子を見てもよいが、PCVが10%を切るとかなり危なくなってしまうので、早い方がよいと思う。免疫抑制剤シクロホスファミドは、抗赤血球抗体産生を阻止するが、副作用として、血小板数を減少させる。
幸いカルルンの血小板は、20万あり、シクロホスファミドを試してもらうことにする。
同時に、ステロイド、ダナゾールも併用する。
シクロホスファミドは、静注投与の場合、二週間に一度を超えてはならない。

不安で、心配で、つらい、カルルンを抱きしめてるといとおしくて、また、涙が出てしまうけど、治ると信じます。

フランが食べるのを見てるけど、来ない。食いしん坊で、何より食べることが好きなカルルンが・・・。吐き気があるから、水も飲めない。
しんどいのに、一生懸命耐えてる。

ステロイドも、ダナゾールも、そして、シクロファスミドも、カルルン自身もみんなが協力して、よくなるはず。


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フランは、食欲が出てきた!
あまり好きではないはずのドッグフードをカリカリと食べ、フードプロセッサーでミンチにした鶏胸肉の水煮とごはん、サツマイモを少しずつ食べさせています。
行動も、かなり普通になってきました。尻尾がいつも立ってるし、喜ぶとシッポをふります。私の言うことにも、ちゃんと反応します。

神様、仏様、すべてのことに、感謝します。本当にありがとう。
このまま、少しずつでいいから、よくなりますように。
そして、よく寝ます。