薬をやめるということ

免疫介在性溶血性貧血(自己免疫性溶血性貧血)の再発から、丸1カ月がたちました。
今度ばかりは、ほんとに、もうダメだと思いました。院長先生も、S先生も、あきらめモードだったのです。

5月30日に、「膀胱炎かも?」と心配で、獣医さんに連れて行ってから後は、獣医さんに一度も行ってません。
この時もらった抗生物質ものまさず、免疫抑制剤ステロイドは5月28日にやめました。

薬の副作用で、黄疸が出て、肝臓やおそらく、膵臓にも負担がかかっていて、これ以上薬をのませたら、貧血以外のあちこちがだめになってしまいそうだったのです。
「薬をやめる」というのは、飼い主の自己責任です。カルルンの生きる力 を信じることに決めたのです。
「薬をやめる」という決断をくだしたのは、カルフラパパです。私は、パパと話し合い、薬を与え続けるより、やめるほうが、よくなる可能性が高い、と同意しました。

カルフラパパは、「時間はかかるが、きっと治る。カルルンは、元気になる。長期戦だぞ。1年くらいかかるかもしれない。」と言いました。
私は、正直言って、パパの言葉は私へのなぐさめ、心配を軽くするための言葉だと思っていました。


薬をやめることも勇気のいることですが、獣医さんに行かないことも、心配性の私にとっては、けっこう、大変なことでした。

カルフラパパいわく、「カルルンのとって、獣医さんに行くことは相当のストレスになる。それより、ママやフランと一緒に、のんびり家で過ごすほうが、カルルンの免疫系にとって良い。食欲がなくなって、何も食べなくなったら、連れて行ったらいい」


そして、今、長く続いた下痢も嘔吐・吐き戻しも、ほぼ、止まりました。
  といっても、けさ、ほんのちょっとケポッと吐きだしましたが・・・。


う○ちの色も、ほぼ正常になってきました。黄疸もおさまってきているのでしょう。
舌・歯ぐきの色も、かなり良くなっています。おそらく、PCVは、30を軽く超えています。呼吸も、普通です。

今、カルルンがここまでよくなって、とてもうれしくて信じられないくらいです。
心配してくださった皆様、ありがとうございました。
すべての神様、仏さま、に感謝です。

それでも、まだ、心配です。これからも、ずぅ〜っと、心配でしょう。
病気をして、ますます、カルルンがいとおしくなりました

1ヶ月間、禁酒をしていました。カルルンの調子の悪い時は、いつでも運転して獣医さんに連れて行けるように、また、いつでもおしっこやう○ちに連れて行けるように、禁酒しています。

でも、そろそろ、冷たく冷えたおいしいビールが飲めそうです(*^。^*)