肝臓病の人に「肝臓にいい食べ物」は危険!

フランに鶏の生レバーを与えていたのですが、その後、食欲・元気がなくなるような感じがあって、最近は、与えないようにしています。
…と思っていたら、以下のような記事を見つけました。
これは、ニッスイのHPから抜粋しましたが、ネットでは、最新の情報として、「肝臓病には、鉄分を控える方がよい」という情報が、たくさんあります。

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「肝臓病の常識」の中には、意外にも間違いや誤解が多いのです。従来、肝臓病の食事療法は「高タンパク、高カロリー食」といわれていましたが、現在では脂肪肝生活習慣病の合併を防ぐため、「栄養バランスのとれた、適切なエネルギー量の食事」をするようにいわれています。また、肝臓にいいといわれていたしじみ、ほうれん草、レバーなどの食品はいずれもNGです。肝臓病では、これらの食品に多く含まれる鉄分の摂取に注意が必要です※。

近年、鉄分の多い食品を控えることで肝機能が改善することが多数報告されています。肝臓は鉄を貯蔵する機能もある臓器ですが、肝機能が悪い人では、肝臓に過剰な鉄が蓄積してしまいます。過剰な鉄は活性酸素を発生させ、周りの細胞や核酸を酸化し、肝機能を障害します。鉄は血液中にヘモグロビンとして含まれていることから、血液を抜き取り、肝臓内の鉄 含有量を減らすための瀉血(しゃけつ)療法という治療法も行われています。昔から肝臓にいいと言われてきたしじみ・レバー等には鉄分が多く含まれ、近年では肝臓病患者には逆に控えるように勧められています。
鉄分制限のポイントとして、「お茶には鉄分の吸収を邪魔する作用があるので食事と一緒に飲む」、「ビタミンCは鉄分の吸収を助けるため、果物は食事とは分けて摂る」、などがあります。
ニッスイ企業情報サイト:日本水産株式会社

2011年06月29日放送の「ためしてガッテン」肝臓の健康を守れSPでも取り上げられています。
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C型肝炎に感染したAさんは熱心に治療しているのになかなか症状が回復しませんでした。かかりつけの病院で指摘されたのは、意外な原因した。
それは肝臓によかれと思ってのんでいたウコンだったのです。
Aさんがのんでいたウコンには鉄分が多く含まれていたのです。
ウコンをとるのを止めると、Aさんの肝機能を示す値はよくなりました。