恐怖のキシリトール入りガム

「うちのワンコが、タバコを食べちゃいました。」
とか、
「チョコを知らない間に食べたけど、大丈夫?」
とか・・・そういうのを聞くと
『アホな飼い主やなぁ・・・。』と内心思っていたのですが。


やってしまいました。
バッグをリビングの床に置きっぱなしに・・・中には、キシリトールの入ったガム。
夕ごはんの前なのに、なんか、ふたりとも静か、寝てるのかな?・・・と思ったら、バッグから、ガムが出てる。
食べた!?!



そのときは、まぁ、しょうがないか、下痢するかな?って思ったくらいで、夕ごはんを与えました。


でも、なんか、気になって、ネット検索「キシリトール」「犬」をキーワードに・・・。やっぱり、そうだ。キシリトールは、人間には、下痢をおこすだけだけど、
犬の場合、急速に血糖値が下って命に関わることがある。
それに、肝臓を傷める可能性もある。


いったい、どのくらいの量で、危ないのか?
キシリトール0.5g/kg・・・とかって書いてあるけど、
ガム1粒にどれだけのキシリトールが入っているかがわからない。


14粒のうち、私が1粒食べて、5粒残っている。ということは、カルルン&フランが食べたのは、8粒。1匹が、4個ずつ食べたとして、4個の重さは、6gくらい。このうち、多く見積もってもキシリトールは、半分・・・ってことは、3g・・・カルルンが7.5kg、フランが、6.5kgだから、3gだとすると、十分危険?!?
5個6個・・・食べたかもしれないし・・・。


食べて、早い場合は、30分で低血糖になる、らしい。ガムの場合、症状がでるのに9時間以上かかることも。
とりあえず、低血糖にならないように、砂糖水を飲ませる。


2匹に変わったところはなくて、寝る前のおしっこのときも元気。
夜中、ちゃんと息してるか、触ったら反応はあるか、何度も、チェック。別に、いつもと変わりなく、気持ちよさそうに眠っていました。


私にとっては、長い夜・・・まだ、まっくらな6時ごろ、いつもなら眠ってるフランが起き出して、ちょっと苦しそう・・・私も飛び起きて・・・2回くらい少し黄色い胃液を吐きました。あぁ〜・・・肝臓を傷めた?!?・・・と、心配。

でも、後は、ケロリとして、また、お布団の中にもぐりこんで寝てました。


お散歩の前に、お砂糖を小量の牛乳に溶かして飲ませました。お散歩は、元気いっぱい。
フランも、いつもと同じ。
そして、2回目のうんちで、明らかにガムの色(黄色)と匂い(レモン)の物が出ました。


朝ごはんは、普通くらい食べて、その後も異常無し。私は、きょう入っていた予定をキャンセルして、カルルン&フランと1日一緒にいました。



昼からのお散歩で、再度、ガムらしきうんちが出て、かなり、安心。


食欲も、旺盛、吐き気も無し。すでに、24時間以上経過して、大丈夫・・・であって欲しい。