東京理科大学 沢登り事故

8月17日、東京理科大学ワンダーフォーゲル部の4人が、北海道日高山系(大樹町の中ノ川)で沢登りのビバーク(テントを張るスペースがない場合や軽量化のためにツェルトなどを張って着の身着のまま寝ること)中に鉄砲水で流され、3人が死亡しました。

昨日、このニュースを聞いて、寒気が走りました。
今年も、山の事故は多く、沢でも何人かが亡くなっていますが、50〜60代の中高年の登山者がほとんどでした。が、今回の沢の事故は、東京理科大学ワンダーフォーゲル部の大学生が遭難し、亡くなりました。

息子は、大学のほぼ4年間、沢のぼりをやっていました。中高の6年間を含めると、10年間山に登っています。
今回の事故で、あらためて、沢の危険性、そして、その危険を避けることのむずかしさを知り、恐ろしくなりました。
だからといって、山に登るな、沢に行くな、とは言えません。

息子はワンダーフォーゲル部を引退したとはいえ、山に登るのをやめるわけではありません。
沢登りは、山の縦走より、危険だけれどおもしろいらしい。

母親の私にできることは、ただ、「無事」を祈るのみです。

東京理科大学の亡くなった3人のご冥福をお祈りします。