免疫介在性溶血性貧血 8日目 ☆カルルン☆

免疫介在性溶血性貧血(自己免疫性溶血性貧血) 闘病 8日目


昨夜も、カルルンは、良く眠りました。
おもらしもせず、朝は、スクッと起き上がり、ご機嫌も良いようです。


冬の寒いとき以外は、居間のお座布団やソファの上で夜も寝ることが多いカルルンですが、最近は、「カルちゃん、ネンネするよ!」というと、私とフランの寝てるお布団のところに来ます。


食欲も、変わらず旺盛・・・昨夜の心配は、夜特有の杞憂だった、と思いたいです。

朝ごはん 獣医さんの前

  • カルルン&フランの23日のスペシャルおじや
  • 焼き芋    
  • 大根スティック
  • 黒ゴマ

朝ごはん 獣医さんの後

  • 納豆
  • リンゴ

8日目 血液検査結果

太字が今日の結果

赤血球:(正常値540〜835)290→336→333→321→352→291→260

PCV:(35.5〜56.7)21.8%→25.4→24.5→24.1→26.5→22.8→21.4

Hb:(正常値12.0〜19.4)6.6→8.6→8.2→8.2→9.0→8.0→6.9

血小板:(正常値10.0〜45.0)29.3→27.1→21.3→18.9→15.8→14.5→10.4

T-Bill:(正常値0.3〜0.9)1.1


明らかに、悪くなっています。S先生の顔も暗い。
赤血球・PCV・Hbが、1週間前の発病のときとほぼ同じ値。そして、さらに、良くないのは、
血小板の数が減っていること。
    ↓ ↓  
エバンス症候群


おととい、いったんはずした留置針を、反対側の腕(左)につけて、鉄剤などを入れました。

S先生は、免疫介在性溶血性貧血について、新しい治療法がないか、探してくださったそうですが、これといったものはなく、あまりよい情報もなかったようです。

「こんな性格のいい子は、もっと長生きせなあかんよ。」って、S先生がおっしゃいました。
「きょうから、明日・・・ここが、山場でしょう・・・。」とも。


今は、まだ、カルルンの様子はあまり変わっていません。
食欲のあるうちに、食べさせてあげたい。
そばにいるしか、できることはないのかなぁ。


気温が上がっています。でも、カルルンのハァハァは、気温のせいだけではないと思います。
舌の色も、昨日より悪い。
それでも、まだ、ソファの上にあがって寝たり、パソコンの下に移動したり、動いています。


私はといえば・・・もう、どうしようもない。
悲しみのような、痛みのような、怒りのような・・・そんな感情が、波みたいに、押し寄せては返す。

カルルンを抱きしめて、ボロボロ涙がこぼれる。
この手の中にいるカルルンを失いたくない。
何とかならないのか?
何とか、溶血を止めることはできないの?  なんでなの?

それでも、カルルンは、可愛い目をして私を見つめる。
ペロッと舌を出して、なめてくれる。

まだ、これから、闘わないといけない・・・そう、これから。
あきらめてはいけません。
そう、自分に言い聞かせて。

この日記に思いをぶつけて、なんとか、やってます。


どれだけ沢山の人が、いろんな病気、いろんな苦しみに、耐えてきたんだろう。
って、あまりに、当たり前すぎること。